産後すぐに結婚式を挙げてもいいのだろうか?という疑問を持つ人もいるでしょう。
それによって結婚式を挙げる時期が変わってきますよね。
この記事では、産後すぐに結婚式を挙げる場合の注意点や打合せの進め方をご紹介します。
実際、私は現役プランナー時に生後2ヵ月の赤ちゃんを持つ新郎新婦様の結婚式をお手伝いした経験があります。その経験談も踏まえておはなしします。
★この記事を書いた人
元ウエディングプランナーのみんと申します。歴7年、約500組の新郎新婦様を担当した経験があります!現在1児のママです
【結論:生後3ヵ月以内でも結婚式はできる!ただしデメリット有】
結論から言うと、結婚式はできます。
実際に、私の経験談として生後2ヵ月の赤ちゃんを持つ新郎新婦様を担当したことがあるからです。
ちなみにそのご新婦様は完全母乳で育てておりました。
授乳時間、子供の控室、ベビーシッターなど、できるだけ赤ちゃんにも新郎新婦にも負担のないよう手配しました。
結果、滞りなく結婚式を挙げ、子供も特にトラブルなく1日を過ごせました。
なので結婚式を挙げることはできると言えます。
ただ、この時期に挙げるゆえのデメリットもあります。
次項で詳しく説明します!
産後3か月以内に結婚式を挙げるデメリット
選べるドレスの種類が減る
体型の変化を考え、ドレス決めは産後におこないます。
この時点で挙式1~2ヵ月前です。
人気のドレスは早いと1年前から予約が入っていますから、必然的に1~2ヵ月前でも空いているドレスの中から選ぶことになります。
産前にドレス決めちゃダメなの?
おすすめしません。マタニティ期と産後ではウエストが違いすぎます。産後は授乳の関係もありバストにも変化が現れますので、合わせるインナーも異なります。しかもその変化は個人差が大きく、予測が難しいため、仮に産前にドレスを決めても変更しなくてはならない可能性が高いです。
育児と準備の並行が体力的にキツイ
個人的には最大のデメリットだと思っています。
生後3か月以内は、夜間も約3時間おきにミルク、おむつ替えの時期です。
ベビーシッターで有名なキッズラインのデータでも、0歳児を持つ約8割のパパママが寝不足を感じています。
そこに結婚式の準備だと、心身への負担がかかります。
私は産後1ヵ月はカラダが痛くて家事育児以外の時間はほぼ横になって過ごしてました。2ヵ月すぎてからウォーキングを始めましたがカラダが回復してなくて15分歩いただけでヘトヘトになったのを覚えています。
3か月以内で挙げる場合は、ママの体力回復を最優先!
育児と結婚式の準備に新郎や親などの協力体制が整っていることが必須です。
肌や髪トラブルが起こりやすい
せっかくの花嫁姿。人生で最も綺麗な自分でいたいですよね!
ただ、この時期はホルモンバランスの乱れで美容トラブルも多くなります。
さらに子供から目を離せずにケアがおろそかになりがち・・・。
- 時短ケアできるアイテムを使うこと
- 紫外線対策を怠らないこと
- 時間がとれるならブライダルエステに通うこと
がトラブル回避のコツです!
私は産前までオイリー肌だったのが、産後乾燥肌に変わりました!フェイシャルエステに行ったとき「多めに化粧水入れてるけどぐんぐん肌が吸うね!」とスタッフさんに言われたことありました(笑)
子供の感染症が心配
生後3か月はまだ免疫が不安定です。
ママからもらう免疫がついているとはいえ、多くの人が行き交う結婚式は様々な感染症のリスクがあります。
生後1ヵ月経って、初めてお外デビューさせるパパママが多いです。
下の表は、株式会社明治が運営する育児応援サイト「ほほえみクラブ」の統計データです。
この時期はお外に徐々に慣れさせる時期であることをお忘れなく!
結婚式当日は、赤ちゃんがゆったり過ごせるように、個室を確保してあげると◎。
結婚式と出産・育児で費用がかさむ
赤ちゃんを迎えるにあたり、ベビーカーや抱っこ紐、哺乳瓶など用意するグッズがありますよね。
その他、出産・入院費用や赤ちゃんのお部屋づくりなどで出費がかさむ時期です。
そこに結婚式の費用もかかるので、金銭面で大変と言えます。
お得に結婚式を挙げる方法は2つ!
- 結婚式場の予約サイトを活用する
- 予約サイトのキャンペーンに参加する
結婚式場予約サイトを活用する
式場に直接電話ではなく、予約サイトを使って見学の申し込みをする方法です。
ゼクシィやハナユメなどが有名なウエディング予約サイトです。
それぞれ特徴がありますので、ぜひ比較検討してみてください。
予約サイトのキャンペーンに参加する
式場を予約し、見学すると商品券やマネーギフトなどがもらえるキャンペーンがあります。(※サイト指定の条件をクリアする必要有り)
例えばゼクシィでは、最大5万円のギフトカードがもらえるキャンペーンをおこなっています。
5万円もあれば、ベビー用品を揃えるのに大助かりですよね!(←切実)
キャンペーン期間中に式場探しをすることをおすすめします!
ゼクシィのキャンペーン【エントリーページ】ハナユメのキャンペーン【エントリーページ】赤ちゃんにできるだけ負担なく結婚式を挙げる方法
子供用の個室を準備する
生後3か月以内の赤ちゃんが、大人と一緒に挙式や披露宴にずっと参加するのはかなり体力を使います。
披露宴だと音響が大きかったり照明の明暗転もあり、お昼寝ができない可能性もありますので、個室を用意してあげると良いでしょう。
授乳の時間をプランナーと決めておく
結婚式当日の赤ちゃんのスケジュールを組みましょう!いつどこで誰と過ごすかプランナーと話し合うのがおすすめ!
こちらの記事にタイムスケジュール例があるので参考にしてください!
出張ベビーシッターを頼む
出張ベビーシッターを頼むのもひとつの方法です。
ゲストにお世話を頼むこともなく、気を遣わなくていい点がメリットです。
中にはウエディングシッターというサービスもあるので、活用してください!
赤ちゃんの登場シーンは数回かつ短時間にする
皆さんにかわいい我が子のお披露目をしたい気持ちはよくわかります♡
ただ、体力面・衛生面を考えて、赤ちゃんを登場させるシーンは少ないほうが安心といえます。
見た目よりも機能性重視のお洋服を用意する
結婚式当日、着慣れてる服を着させたいけどオシャレにも見せたいなあ
普段着慣れている服にプラスして特別感を出しましょう♪
打合せの進め方
ここでは、私が実際に2ヵ月の赤ちゃんを持つ新郎新婦を担当した際の打ち合わせスケジュールをご紹介します。
- 妊娠6ヵ月
(式6ヵ月前)招待状打合せ - 妊娠7ヵ月
(式5ヵ月前)挙式・披露宴内容決め
花・ヘアメイク打合せ - 妊娠8ヵ月
(式4ヵ月前)衣装以外の見積もり打合せ - 妊娠9ヵ月
(式3ヵ月前)席次表の仮作成、司会者・BGMの打ち合わせ - 妊娠10ヵ月
(式2ヵ月前)出産準備に専念 - 産後1ヵ月衣装合わせ、見積もり最終確認
- 産後2ヵ月結婚式
気をつけたことは、臨月に入るまでに衣装以外の打ち合わせを済ませておくことです。
そのため、産後に打合せしたのは、1回のみです。
プランナーと打合せスケジュールを話し合い、産後に慌てることのないよう進めていきましょう!
心も体も負担が減りますよ!
【まとめ】デメリット理解した上で万全の対策を!
生後3ヵ月以内の赤ちゃんと一緒に挙げる結婚式には特有の注意点があることをお伝えしました。
パパママも、赤ちゃんも安心して当日を過ごせるように、打合せ時期の調整や、当日の対策をおこないましょう!
素敵な結婚式を迎えてください♡
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